2020年 新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
愛宕山の今日、元旦の日の出。落語の演目でも有名ですが、眼下に一望の景色は素晴らしいと聞いています。愛宕山のお札は 火の神様への安全祈願のお札で 京都の台所には必ずと言っていいくらい貼ってあり とても身近なものです。登った人はご近所、知り合いの分も請け負っていただいて来てくれます。私も一度は経験してみたかったのですが、皆んなに止められます。登山と言うほど高い山ではないそうですが、中途くらいまでとっても急で、特にお正月と8月は流れがあって、登ってくる人、下山する人に邪魔にもなるらしい。京都では中学生で授業で登るそうです。画像は毎年 同級生と登ってるスタッフが撮ったものです。落語『愛宕山』は 桂米朝さん 古今亭志ん朝さんが好きです。
ここ十年 落語にはまって、おやすみ落語三昧でした。が 昨年はたと気づいたことがあります。この世の中楽しそうなことはいっぱいあって、ほとんどを知らずにいるのは勿体無い。2020年のキリのいい年から10年 1年ずつ色々経験してみる価値はあるのではないかと。自分で身体を動かすことは嫌いなので、フラダンスとか社交ダンス テニス…はありえないし、編み物 縫い物で 今でももっと時間が欲しいくらいなので、何か楽器とか 外国語、書道 絵画など 宿題のあるもダメ。受け身で楽しめるものが良い。歌舞伎 謡曲、仕舞 能 講談 オペラ バレエ…。その中では能が1番難しそう。なので今が1番若いことを考慮して、この1年 能 を何とかしてみようと思います。
年末に2冊 早速本を買って読んでみるもさっぱりわからない。(上右 下) 指南書 とか能の見方 とか これは初級編でその前の入門書が必要と 「能入門」を買い足して、今日新年、読み出しています。でも 難しい。来年には 『薪能』鑑賞を報告したいです。『能の見方』には 「知識を持つのは勝手ですが それ以上の美しいものがあり それに出会うことだけがお能を見ると言える」とありますが 本から入らないと不安な年齢です。