昭和手編本
昨日の 「糸偏生活」に関連して… この間 90歳近い 編物好きの方より 昔の編物の本をいただきました。
その中で一番古いのは昭和8年の上記の画像のもの。写真そのものだけじゃ無く、ヘアスタイルなどなかなか古色豊かですが、作り方も 毛糸の分量の単位は 〝オンス〟なのに、出来上がり寸法などは 身丈一尺三寸(49.2糎)の表記。横書きは右から左へ。でも巻末には バッチリ 通販のお知らせが。デザインは今もある感じ。
画像1の左下の 『毛糸あみもの全集8』昭和30年のもの。掲載作品の全てが海外写真。著者の渡辺イルゼさんは 編物作家さん。朝吹登水子さんはフランス文学者。お二人共 カリスマ的センスの持主で当時大人気 でした。昭和29年に〝7〟が発売されているので〝1〟は昭和23年かしら。戦後3年で海外のファッションが 家庭の茶の間に入っていたことになりますね。
右ページのスキースタイル サングラスと帽子がすごく素敵。