冬の味 せこ蟹
京都の人が 冬の到来を感じる食べ物の一つに 画像の「せこ蟹」があります。「こっぺ」とも呼ばれています。トランテアンでも ご近所さん同士出会われると 「もう こっぺ食べた?」が挨拶のように交わされます。松葉蟹のメスで 普通全国的に食べられているのは オスだそうです。甲羅の幅が10㎝くらいの小さな蟹です。riekoは京都に来るまで知りませんでした。
美味しい と 面倒 どっちを取るか なんて野暮なことは考えられないほど 〝すごく美味しい〟と 皆さんおっしゃいます。
せこ蟹は メスなので 内子(甲羅に入っている)と外子(下部に盛られてる)が特に美味しい。甲羅の中身以外 いつもはガシガシと殻ごとかじるか、(脚の中身は贅沢にも食べないひともいる)お味噌汁に入れるか なのですが、近所の時々おじゃまする居酒屋さんに持ち込んで (全くの下戸です)さばいていただきました。美しいです!上桂にも 遂に 冬が来ました。