ジブリ作品が大好きです。残念ながら映画館で見ることはほとんどなく ほぼDVDで楽しんでます。
先日小学生の手芸教室のおり子供たちと会話がしたくジブリの話を振ってみたところ、みんなが一致して好きなのは『トトロ』『千と千尋』それに『猫の恩返し』でした。『猫の恩返し』はみたことがなく、2回目の手芸教室のため、大人のジブリ友達にDVDを借りてにわか鑑賞。無事お話で盛り上がることが出来ました。小学3年生の子たちと対等にお話が出来るジブリは、ほんと凄いですね。
たまたま、夏休みはジブリ作品をもう一度制覇しようと『ナウシカ』から見直していて、見るのを躊躇していた、『風立ちぬ』『かぐや姫』もとうとう鑑賞終了。
敬遠していた理由は、『風立ちぬ』は 堀辰雄の小説が下敷きで結末がわかっていたので、見るのが辛く。『かぐや姫』は 友達が(ジブリ好き)「かぐや姫に出てくる男たち 何であんなにしょうもないねん?」といった言葉が引っかかっていたのです。
見てよかったですよ。『風立ちぬ』では 主人公の飛行機設計士の堀越二郎が 病に倒れた婚約者に急遽夜行で会いに行く汽車の場面 席が取れず連結部分で それでも計算尺片手に図面と格闘する姿に打たれ、『かぐや姫』では、帝をはじめ貴族たちの願いを振って月に帰るシーン。お迎えが、仏様以外大勢いる使者がすべて天女が描かれていたのが印象的でした。地球にはしょうもない男たちがいっぱいいるかもしれないけど、それでもやっぱり地球の方が良いんじゃないの…と感じました。本当は『かぐや姫』何を言いたかったのでしょうね。