ようかん 羊羹 虎屋の羊羹



羊羹が大好きです。特に 虎屋のおもかげ。皆んなに言うと、「嫌いではないけどほとんど食べる機会が無い」と返ってくる。神様に「あなたの残りの人生 おやつは1種類だけ許します」と言われたら、迷わず 「ようかん しかも おもかげ」と答えます。

あっ…でもお菓子は何でも好きですよ。皆さんが選んでくださるお菓子、お土産の地方色のあるもの、手に入りにくいもの珍しいもの、変わってるもの、洋菓子、何でも。          でもあえて一つだけと言われたら、のお話です。

そんな折に 見つけた本『ようかん』。京都市内とはいえ 西の端の上桂にいては めったに虎屋の羊羹は手に入りません。この本はその寂しさを埋めてくれます。内容は『ようかん全史』『ようかん好きは語る』『全国のようかん』等々

寝る前に さすが羊羹は食べれないので この本で楽しんでいます。エルメスやミナペルホネンさんもコラボしていらっしゃいます。恐れ多くて、ありえないけど、私がとらやさんとコラボなんて事がもしあったら…こんなのが作りたい… 妄想してしまいます。妄想なのでお許し下さい。

日本画家の片岡球子さんは リュックサックに画材ととらやの『おもかげ』を一本入れて写生に行き、羊羹をかじりながらスケッチしてた。と何かで読んだ記憶があります。夢だなぁ。でも 電車に乗らないと手に入らないのが良いのかも。

落語にも羊羹は良く登場します。それによると、包丁ではなく、へぎで切らないと美味しくない。江戸時代の人は意外と繊細。確かにフォークより黒モジの方が数倍美味しく感じます。

パリのとらやさんに行ったことがあります。日本人ばかりかと思ってましたが、パリジェンヌ パリジャンでほぼ満席。チョコレートようかんとコーヒーをいただきました。 また行きたいな。いつになったらパリに行けるかな。

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